登山 初心者

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  • コラム

何故、山に登るのか?

 

 

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自転車少年だった中学生の私はある日突然、ひらめいた様に登山を始めました。
 

 
 

 
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それ以来、やったりやらなかったりを繰り返しながら30代に入ってから本当の登山の魅力を知りました。
 

 
 

 
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そこで
 

 
 

 

何故、その私が登山を現在まで続けているのか?
 

 
 

 
について私の登山の経緯を踏まえて語らせてもらいたいと思います。
 

 
 

 

実際は疲れただけだった登山

 
 
 
 

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登山って誰しもが連想するのは、重たい荷物をザックに背負って永遠と長い登山道を黙々と歩いてへろへろになるという登山者を連想するのではないでしょうか?
 

 
そこで誰しもが思うのは、
 
 

 
 

「一体、こんな事をして何が楽しいんだ?!」
 
 

 
 
という事を連想するのではないでしょうか?
 
 
 
 
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今では一般登山から冬山登山、やアイスクライミングまでこなす様になりましたが、実は私も同じ様な事を思っていたのです。
 

 
私の登山歴は中学生の頃から始まっているのですが、突然「登山を始めたい!」とひらめいた私は、週末になると友人と一緒によく登山に出かけていました。
 

 
中学生から高校に進学しましたが、高校を選んだポイントは山岳部があるという理由のみでその高校を選びました。
 

 
高校の山岳部の夏は合宿で
 
 

 
 
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2~3泊で八ヶ岳の縦走
 
 

 
 
をしました。
 

 
思い返せば、この合宿はとっても荷物が重くてつらかったなあという記憶が蘇ります。
 
 

 
 
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ですが、この時の事を振り返ってみて
 
 

 
 

山岳部が楽しくて仕方なかったのだろうか?
 
 

 
 
と今自分に問いかけてみても当時はそれほど楽しく感じていなかったと思います。
 

 
 

 
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たしか、高校生以降は登山をした記憶がそれほどなく、登山のきつさに登山からは一歩退いていたのだと思います。
 

 
キャンプは小学生の頃から好きだったのでその後、登山からは遠ざかって車の免許を取りたての頃に初めて買った車にテントやキャンプ用品を積んで、車でキャンプに行った時の事を思い出します。

 

 
 

 
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その後再び雪山へ

 

 
23歳になると、私は陸上自衛隊に入隊を決意し、自衛隊に入隊しました。
 

 
その自衛隊に入隊したての頃の週末は休みと言っても
 
 

 
 

お酒を浴びる様に飲む
 
 

 
 
事しかしてなかったので、
 
 

 
 

これではいけない!
 
 

 
 
と自分自身に言い聞かせて、何か趣味を作る事にし、以前からやっていた登山を志すことにしました。
 

 
それから山岳会に入り夏山の縦走登山から、フリークライミング、沢登り、アイスクライミング、山スキーなどの
 
 

 
 

ほとんどのジャンルの登山をしました
 
 

 
 
が、やってはみたもののその時の私にとって登山はただ疲れるだけで
 
 

 
 
        「一体、こんな事をして何が楽しいのだろうか?」
 

 
 
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と思い、1年ちょっと山岳会で活動をしていましたが、その山岳会には行かなくなり、山からも遠ざかりました。
 

 
その後、10年近くキャンプは時々楽しんでいたのですが、ほとんど登山からは遠ざかり、心の中では
 
 

 
 

「もう登山なんてずっとしないだろうな。」
 
 

 
 
と思っていました。
 
 

 
 
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その後、運動もほとんどしない時期が続き、何か自分に合った運動を探していて、偶然、10年ぶりに再開した友人が
 
 

 
 

「冬の谷川岳に登ってみたい」
 
 

 
 
                   

と言い出して、私は18歳の頃に1度天神尾根から谷川岳に登った事があったので、その年の年末に2人で登る事になりました。
 
 

 
 

「冬の谷川岳は荒れたら1週間は吹雪かれる事を覚悟しろ」
 
 

 
 
と登山用具のオヤジさんに言われていたので、私たちは天気予報を見て12月の27日から28日まで、天神尾根から谷川岳を経由した後更に北に向かって一の倉岳手前にテントで宿泊して28日の朝に一の倉岳を登頂してその日のうちに来た道を辿って下山するという計画を立てました。
 

 
いつも、クリスマスの時期になると大体強い寒気が上空に来て、日本海側の山沿いに大雪をもたらすというニュースを耳にしますが、今回の案の定、登山前日の25日くらいまで日本海側の山に大雪をもたらされました。
 
 

 
 
その時の登山はその後の

好天を縫っての登山
 
 

 
 
です。
 

 
我々は27日深い雪を掻き分けて進みながら、一の倉岳手前の岩陰を発見。
 

 
そこにテントを2つ張って宿泊しました。
 

 

 

 

白銀の世界に魅了された

 

 
次の日、とても良い天候に恵まれて赤く染まる一の倉岳をテント場から見て、必要な物だけを持って我々は一の倉岳にアタックしました。
 

 
冬の谷川岳といえども、正月までは天神尾根からロープウェイを使って谷川岳の山頂に来る登山者が何人かはいるものです。
 

 
ですが、谷川岳の山頂から一の倉岳に向かう登山者は1人もおらず、28日、私は静寂さと一面白銀世界の
 
 

 
 

雪山の美しさに魅了
 
 

 
 
されていました。
 
 

 
 
谷川連峰 一の倉岳の中腹から
 
 

 
 
その自然の持つ静寂さに魅了されてその瞬間
 
 

 
 

「登山の魅力ってこういう事なんだ。」
 
 

 
 
と感じました。
 
 
 
 
谷川連峰 一の倉岳からトマの耳へ向かう
 
 
 
 
静寂に包まれた白銀世界に身を置いている私は、何だか自分自身が
 
 

 
 

「孤高な感じ」
               
 
 

 
 
すらしたのです。
 
 

 
 
一の倉岳には人は私の相棒と私一人だけで、他に人はおろか動物すらいません。
 

 
この一の倉岳への登山と通じて、私は「孤独の価値」を少し垣間みた気がします。
 

 
以前、何かの本で

                「孤独と孤立は違う」

という事を本で読んだ事がありますが、一の倉岳登山で感じた事は正に「孤独」という感覚だったのです。

 

 
 

 
早朝の一の倉岳
 

 
 

 

登山の幸福感とは?

 

 
私が登山をして気がついた事は、そこにある
 
 

 
 

「幸福感」は非常にシンプル
 
 

 
 
である事です。
 

 
登山をしていてもの凄く腹が減って一歩足を踏み出すのにもやっとな位腹が減ってへろへろな時があります。
 

 
そんな時テントにたどり着いてたった1個の何のへんてつもない菓子パンや街では見向きもしない様な素朴な食料でさえ、食べる事に強い「幸福感」を感じる事があり、山ではただ暖かい、ただ風をしのげる、そんな
 
 

 
 

単純な事の一つ一つに幸福感を感じる
 
 

 
 
時もあります。
 

 
何も見えない急傾斜な斜面を登っていて、斜面を登り終えた先に雲海が広がり絶景が見えた時の感動はもうこれは日常では味わえないです。
 

 
そんな時はもう、登山の疲れが一気に吹っ飛んでしまって、我を忘れて写真を撮りまくっている事もあります。

 

 
 

 

登山にはいろいろな楽しみ方がある
 
 

 
 

私の住む群馬県と新潟県の県境に谷川連峰という山があり、
 
 

 
 

谷川連峰には日本三大岩壁
 
 

 
 
の一つに数えられる有名な「一の倉沢」があります。
 
 
 
 
2011年12月 白が門から一の倉沢を望む
 
 
 
 
岩場の沢山あるコースを歩くのも私はとても好きなのですが、連峰の北側は谷川岳(谷川岳はトマの耳とオキの耳の2つの山頂があって、このどちらも谷川岳山頂と言います。厳密には、「谷川岳」という山頂はないのです。)周辺の様に岩場が少なく、笹などの草が山を覆っていて草原地帯の様な登山道を歩く事が出来ます。
 

 
谷川連峰の北側は南側の風景と違ってなだらかな斜面なので、その山容に
 
 

 
 

「女性的な印象」を受ける
 
 

 
 
人も少なくないです。
 

 
私はハードな岩だらけの場所を登る登山ばかりしていて、ものすごく疲れがたまっていたんですね。
 

 
ある週末もハードなコースを登っていました。
 
 

 
 
そのコースは

前半が岩だらけで、もう半分が低い笹地帯のコース
 
 

 
 
だったんです。
 

 
数時間をかけて急峻な岩場を過ぎて笹地帯が出て来ました。
 

 
その草原を歩いたとき、山の静けさとそよ風の心地よさ、笹の葉が揺れる自然のシンプルな音に、今までのハードな登山の
 
 

 
 

疲れが一気に癒された
 
 

 
 
時がありました。その時は
 

 
           「ハードな登山も良いけれど、こういうゆったりとした登山も悪くないな。」
 

 
と思いました。
 
 
 
 
オジカ沢の頭nef
 
 
 
 
登山には岩場の通過や雪山などの
 
 

 
 

ハードな登山の楽しみ方
 
 

 
 
と、草原地帯を歩いたり山で豪華な昼食を楽しむなどの
 
 

 
 

ゆったりとした登山の楽しみ方
 
 

 
 
の楽しみ方があります。下山後に入る
 
 

 
 

温泉を最終目的に
 
 

 
 
してもいいでしょう。
 

 
登山後って心地よく体が疲れていて、下山後に温泉に入ってその後
 
 

 
 

仲間達で食べる食事も最高に楽しい
 
 

 
 
ですし、登山の話をネタにしながら
 
 

 
 

ビールを飲んで
 
 
 
 
かんぱいねこちゃん
 
 
 
 

キャンプをするとより友人の仲もよりいっそう深まるでしょう。

 

 

 

 

人によっては登山をする理由やその楽しみ方が他にもたくさんあると思います。
 
 

 
 

「何で山に登るのか?」
 
 

 
 
あなたもこの永遠の課題に挑戦してみてはいかがでしょうか?


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