登山 初心者

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  • 登山の服装

服装の素材などについて

日常生活で使う吹くの素材の中で一番使われている素材と言えばやっぱり「綿」でしょう。
 
 
綿は肌触りも良く、汗も吸収して使い勝手が良いからだと思います。
 
 
では山ではどうでしょうか?登山では運動量が非常に多いので、夏山の天気がいい日だったら綿の素材であれば汗でびっしょりに濡れてしまうでしょう。
 
 
綿は肌触りも良く、日常生活の服に使う生地であればとても良い生地ですが、登山には適しません。
 
 
それでは、
 

 

登山の服装に適した素材と、服装の基本
 

 

について書いて行きます。

 
 
 
 
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登山の服に向いた素材

登山の服装に使う素材のほとんどは
 

 

ポリエステルなどの「化学繊維」
 

 

で作られています。
 

 

mont-bell クールT

 

 
何故かというと、    
 

 

   

綿は濡れると乾かない 
 

 

ので登山の服の生地には使われませんし、
 

 

綿は水を吸うと非常に重く
 

 

なりますし、そのたっぷりと水を含んだ服がかえって着ている人の体温を奪うのです。
 

 
真夏の1000mクラスの里山であれば半袖でも十分な時があります。
 

 
しかし、1000mクラスの山でもヤブが多く、肌がこすれる事が予想される場合は長袖を着用するなどの選択をしましょう。
 

 

mont-bellのクールシャツは夏にはとても良いです。私も半袖の物を持っていますが、とても涼しく、すぐに乾きます。ただ、9月末の山や東北、北海道の山岳は中部山岳地帯よりもともとの気温が低いので、日が出ていないと寒く感じると思います。

mont-bell クール ロングスリーブシャツ

10月の下旬頃、
 

 

いつ雪が降ってもおかしくない
 

 

時期に標高2000メートルの山に登山に行ってきました。
 

 

その日の稜線はガスが出ていて、いつもならきれいな景色が一望できる場所なんですが、その日は風も強くほとんど景色は見えませんでした。
 

 

私は山頂にたどり着いてからとっても寒かったので、登山道のはずれに「ツエルト」という簡易テントをかぶり(このテントは完全にポールで立てなくてもかぶって使う事ができます。)、その中でガスバーナーを炊いて暖まりながらカップラーメンを作って食べました。
 
 

↑ツエルトの中で
 
 
 
 

 
 

↑バーナーを組み立てて
 
 
 
 

 
 

↑カップラーメンを食べる。う〜ん。最高!
 
 
 
 

 
 
午後2時半頃でも恐らく
 

 

体感温度は5度前後
 

 

だったと思います。

ツエルトの中で暖まってから
 

 

数時間かけて下山
 

 

し、電車の駅の待合室にたどり着くと、数人の登山者が駅のホームで電車を待っていました。
 

 

私も待合室で着替えていると、太った体型の人が待合室に入って来ました。
 

 

その人はとても寒そうに魔法瓶に入れた暖かい飲み物を飲んでいましたが、その人の服装は登山用の物ではなく、日常で使う素材が綿の物ばかりなのです。
 

 

 

運動靴にジーパン、綿素材の厚手のパーカー
 

 

を着ていました。
 

 
この日は本当に寒く、ガスが出ていましたがそのガスですら服が濡れてしまってもおかしくありませんでしたね。
 

 

その人のザックや魔法瓶も明らかに登山用の物ではなかったので、この人が雨が本格的に降って来た時の為に登山用のカッパを持っていたか?
 

 

という事を考えると、疑問に思ってしまいました。
 

 

その人装備の全体を見ると、恐らくカッパは持っていなかったでしょう。
 

 

この人は登山中に大雨が降って着ているものが全て濡れてしまったら
 

 

危機的な状況に陥る
 

 
でしょう。
 

 
生地の分厚いジーパンや分厚い綿のパーカーにずっしりと水が含まれて、もの凄く体温を奪われてしまいます。
 

 

私が登山を始めた頃、登山関係の本を読む事が好きだったので、よく図書館で登山の技術書や遭難の実例などが書かれた本を読んでいました。
 

 

冬山で遭難の凍死の実例で、何パーティーかの
 

 

凍死による遭難の実例
 

 
があげてありました。

 

 

凍死してしまった人は綿素材の下着を付けていて、
 

 

生き残った人は綿以外の乾きやすい素材の下着
 

 
を付けていたらしいのです。
 

 

ですので、素材の選択には十分注意が必要です。
 

 

登山用品店にある最新の化学繊維で作られた物が軽く暖かく、すぐ乾くので一番おすすめですが、値段が高くて手が出せない。
 

 

という人はユニクロとかドンキ、ホームセンターやワークマンなどの作業着屋さんの物でも十分に機能するものもありますので、
 

 

ポリエステルなどの繊維の物
 

 
を探してみて下さい。
 
 
 

 
 
 

ユナイテッドアスレ ドライTシャツ

 

 

グリマー ドライ ロングスリーブ
 

 
値段が安くても十分に使える物もあります。
 
 
 

 
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肌が隠れるものが基本

 

 
夏山でも山に行くときには肌が隠れる
 

 

「長袖」「長ズボン」が基本
 

 
だと考えて下さい。

Phenix Essential L/S Crew

 

 

mont-bell ストレッチライトパンツ
 

 
 

 

肌を
 
 

 
 
強い紫外線や激しい気温差、やぶの中を通過する場合は服が肌を擦り傷から
 
 

 
 

守ってくれます
 
 

 
 
し、蚊やアブ、ブヨやヘビなどに刺されたり噛まれたりする事を予防する事ができます。
 

 

ヘビなどに噛み付かれても肌を露出している状態よりも軽症で済むでしょう。
 

 

山は気温は町よりも低いですが、日差しが強いだけあって天候に恵まれれば冬山であってもシャツ1枚でいられるくらいの暖かさになる事は良くあります。
 

 

ですが、雲が空を覆ったりひとたび天候が悪くなると、
 
 

 
 

温度差は全く違ったもの
 
 

 
 
になります。

それは7月や8月の真夏の山でも同じ事です。
 

 

3000メートル級の山で悪天候に見舞われて衣服も全て濡れてしまえば、体感温度は0度近くにまで下がり、下手すれば凍死してしまう事にもつながりかねません。
 
 
 
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以前私が中央アルプスの山荘に7月から11月まで住み込みでアルバイトをしていた時に、小屋の外でテントを張っていた人が
 
 

 
 

夜中に山小屋の従業員を呼ぶ
 
 

 
 
ベルを鳴らしました。
 

 

私が何かと思って出て行くと、どうやら
 
 

 
 

寒すぎて眠れないので毛布を貸してもらえませんか?
 
 

 
 

という事でした。
 

 

この時は8月でしたが、登山経験が全くない人であれば、まさか真夏の天気の良い8月にそこまで気温が下がるとは思ってもいないでしょう。
 

 

最悪の事を想定すると、これが土砂降りの雨で全身ずぶぬれのまま夜を迎えてしまった時の事を想定してみて下さい。
 
 

 
 

真夏であっても最悪凍死
 
 

 
 
という事も想像できるのではないでしょうか?
 

 

山では例え真夏であっても、悪天候や夜になればこの位気温が下がる事もあります。
 

 

これは標高が3000メートルの山ケースですが、標高が1000メートルクラスの山であっても長袖のシャツと長ズボンであれば、薮や虫から肌を守る事もできます。
 

 

例え暑かったとしても
 
 

 
 

袖をまくれば良いのです。
 
 

 
 

山では標高のみならず風や雨によって体温が低下する要因もあるので、長袖のシャツと長ズボンなどの肌が隠れるものを着用する様に心がけましょう。
 

 
 
 
 
 

最近の私の服装

私が夏の山に行く時の服装は

Tシャツの長袖か半袖 または長袖の上に半袖を着用

mont-bell クール ロングスリーブT

 
 

 
 

トランクス

mont-bell ジオライン トランクス

 
 

 
 

足首まで隠れるタイツ

CW-X スタイルフリーボトム

 
 

 
 

ショートパンツ

グリマー ドライ ハーフパンツ
 
 
 
 

という服装が一番多いです。
 
 

もちろん全てポリエステルなどの化学繊維です。

 
 

 
 

ズボンですと、膝を曲げた時に膝が突っ張るので、私はあまり好きではありません。
 
 

ショートパンツの下がタイツですと、どんだけ膝を曲げても膝が突っ張るという事はなく、肌も露出しないし、濡れてもすぐに乾く、それから

素材自体の重量が軽いので軽快に動けます。
 
 

沢登りに行く時もこのスタイルなのですが、濡れてもすぐに乾くしヤブを通過しても肌が隠れているので傷だらけになるという事はありません。
 
 

しかし、靴下とタイツの間がほんの2センチとかでも露出している場合、その部分のみが傷だらけになるという事が一度あったので、それからはその部分を靴下で露出させない様にしています。
 
 

それ以来傷を負うという事はありません。
 
 

ただ、10月近くなるとこの服装は少し寒いと感じる事がありますが、それまでは大丈夫だと思います。
 
 
 
 


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