登山 初心者

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  • 登山の装備

登山道具の選び方

一言で登山道具と言っても、登山道具は沢山種類がありますし、特にこれから登山を始めようと考えている人にはそもそもどんな種類があるのかもわからないという人も多いと思います。
 

 
ですので、ここでは個々の道具の種類の事は置いといて、
 

 
以下のポイント
 

 
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1 軽さ 
2 デザイン  
3 丈夫さ  
4 値段
 

 
 

 
に注目して、一つ一つ解説をして行きます。
 

 

軽さ

 

 
最近の登山道具は私が登山を始めたての頃の20年くらい前と比較すると、あからさまに全体的な傾向として、
 

 
 

 
   

頑丈さを求めるよりも軽量さを 
 

 
 

 
求める傾向になってきています。
 

 
私も使っていたんですが、中学生の頃ってとってもお金ないじゃあないですか。
 

 
その頃って登山道具屋さんに「ラジウス」と言われていたスウェーデンのオプティマス社の「00」(ゼロゼロ)っていう真鍮製の灯油を入れるバーナーが売っていたんですよね。
 

 
そのバーナーは植村直己さんという
 

 
 

 

私の大好きだった冒険家の人が生涯使っていた
 

 
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灯油式のバーナーだったので、それを購入しました。
 
 

 
 

このバーナーはOPTIMUS123Rというモデルでホワイトガソリンを燃料に使うものなんですが、「00」はこのような感じの渋い真鍮のボディで作られていて、燃料代が安いのと、災害時の為に持っていても良いものだと思います。日本製の「MANASULU」というモデルは今もなお、00のコピーを作っていて、恐らく品質はMANASULUの方が良いと思います。
 
 

 
 
そのバーナーは今使っているガスバーナーから比べるともの凄く手間がかかって、コツも必要なんですが家にも燃料があるしどこでも燃料が手に入って、非常に重宝しました。
 

 
この超重たいバーナーは高校に入って山岳部に入ってからも高校の山岳部では全国のほとんどの山岳部で使っていたのではないでしょうか。
 

 
この真鍮のバーナーは使えば使う程味が出て来て好きだったんですが、超軽量のガスバーナーを使う様になってからは
 

 
 

 
 

真鍮のバーナーはもう登山には持って行きません。 
 

 
 

 
超軽量のバーナーにすると、本当に
 

 
 

 
 

「今までの重さは一体何だったんだ….」 
 

 
 

 
と思うくらい軽くなりました。
 

 
それだけ軽量化ができる様になると、山でバテて途中で動けなくなるリスクも減りますし、歩くのも早くなれば、運動量も減りますので、行動している際に必要な食事の量も少なくて済みます。
 

 

年に一度位は、長野県の八ヶ岳に登山に行くんですが、その時はほとんど山小屋のキャンプ場にテントを張って、次の日には必要な物のみを持って往復の登山に出かけます。
 

 
以前はそのテント場にまで70リットルの大型のザックで荷物を運び、次の日は空になった70リットルのザックに昼食と行動食、バーナーなどだけ持って出かけていたんですが、これでも十分軽いと思っていたんですが、
 

 
 

 

「もっと軽くしたらもっと楽に、早く行動ができるのでは?」 
 

 
 

 
と思い立ち、まずはザックから見直しました。
私のザックは古いもので生地も分厚く丈夫なんですが、ザックも70リットルにもなると重量が1.5キログラム以上になります。

そこで 
 

 
 

 

サブザックを持って行く様にした 
 
 

 
サブザック 収納時

このサブザックは使わない時はこのように収納する事ができる。このチャックとあみの部分がこのザックを使った時の内ポケットになり、これがまたけっこう使い勝手がいい。
 

 
サブザック マーク

MAGIC MOUNTAINのサブザック。
 

 
サブザック 表

重さが280gと驚異的に軽いが、その分切れやすい。少しヤブに引っ掛けてたり転んだりしても破ける時があるので、これ1本のみでの使用はできないと思う。
 

 
 
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んですね。
 

 
やっぱり軽くしたいからサブザックを持って行く訳ですから、もの凄く軽いものを選びました。
 

MAGICMOUNTAIN フォールディングサブザック

前述の私のオレンジ色のサブザックはこれです。

 

 
 
そのサブザックはアタックに必要な物はほとんど入る位の大きさなんですが、重さが280グラムしかないので、ざっと考えても1.2キログラムも軽量化ができればその分水を1.2リットルも余分に持って行けますし、食事だってもっと豪華な物にする事の可能です。
 

 
大型のザックは物によっては2キログラム近いものもあるので、サブザックを持って行けば1.2キログラム以上軽量化をする事も可能でしょう。
 

 
この様に、軽量化ができればそれだけで体力を温存する事ができるので、
 

 

 

 

遭難事故のリスクも少なく
 

 
 

MAGICMOUNTAIN K2ソロⅡ

これは私が次に購入しようと考えているザック。K2Solo2。26lの容量で、生地もそれなりに分厚くデザインがシンプルであるため、軽く、アタックザックとしても使えるし、日帰り登山にはちょうど良いサイズだと思う。日本が誇る超人的クライマー山野井泰史さんのモデルであり、重さも560gしかなく、生地もしっかりとした作りだ。
 
なります。
 

 
なので、私は登山道具を選ぶ時に一番気にしている事はやはり軽量化です。
 

 
私はこれまで買ってきた登山道具は一通り持っていて、とりあえず十分なのですが、今までの古い装備は重たいものばかりですので、ちょくちょくとより軽いものに買い替える様にしています。
 

 
特に初心者の人で体力的にも不安があるという人が登山道具を購入する時は、まず
 

 
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「軽い物を選ぶ」 
 

 
 

 
様に心がけた方が良いでしょう。
 

 

MAGIC MOUNTAIN K2プラス2

MAGIC MOUNTAINの軽量ザックのシリーズの中で36Lの物。値段も抑えられており、重量も670gとかなりの軽量化がはかられている。私は26Lと36Lのザックを二つ買って使い分けをしたいと考えています。36Lの物を一つ買えばこれ一つで泊まりの山行も可能だ。36Lなら軽量な装備を選べば1泊も可能だと思う。 

 

デザイン

 

 
誰でも山や街であっても自分の気に入ったデザインの物が欲しいと思いますよね?
 

 
私は最近明るい色の物を選ぶ傾向があり、最近登山をする人の中には、街で着る様なきれいなデザインの服を着ている人も少なくなく、登山のニーズと登山人口の増加に伴ってデザイン性も良くなってきていると思います。
 

 
私が高校の山岳部にいた時の服装は、部員全員が山岳部なのに何故かラガーシャツを着ていました。

サブザックも生地が分厚く、色もださださの物を指定で使わされていました。
 
 
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今思い返せば懐かしいですが、 
 

 
 

 

やはりデザイン性は重要です。 
 

 
 

 
最近私は登山に来る人の中に、
 

 
           「登山用のおしゃれな格好をしたいから山に来ている」
 

 
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んじゃあないかと思う事がたまにあります。だが、山に来る理由は人それぞれですので、そういうデザイン重視のスタイルもいいと思っています。
 
 
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それから私が新しく登山道具を購入する際に気にしている事は、
 

 
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「よりデザインがシンプルである物」 
 

 
 

 
ですね。
 

 
これはどういう事かと言いますと、柄とか色の事ではないんですが、例えばザックの
 

 
 

 
 

ファスナーやヒモ類が過剰に沢山付いていないか
 

 
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物によっては過剰にヒモの長さが長いものがあるので、私はそういうヒモは良く検討した上で、切ってしまいます。
 

 
必要がないと思ったベルト類などもその山行に合わせて外す事もありますね。
 

 
ザックで言うと特に大型の物は、背面にザックのウエストベルトから肩の部分の長さを体型に合わせて調整ができる物も売られています。
 

 
最近のザックはSとかMとかLとか最初からサイズを選択できるものが売られている物もあるので、
 

 
 

 
 

最初から自分の体にフィットした物を選択 
 

 
 

 
すれば、調整機構が付いているデザインの物は必要なく、より軽量化につながります。
 

 
この事はザックのデザインに限りません。
 

 
デザインがシンプルだと道具全てに言える事ですが、
 

 
 

 
 

より故障も少なくなります。 
 

 
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登山の道具の場合、テントやバーナーなどの時と場所によってはその道具の故障が命に関わる事もあります。
 

 
この事は他の登山道具全てに共通する事ですので、この事も念頭に入れて購入する事をおすすめします。
 

 
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丈夫さ

 

 

これは今までの事に反する様な事でもあります。20年くらい前には、登山道具のほとんどが
 

 
                軽量さはさて置いてとにかく頑丈に
 

 
作られていたものが多かったです。
 

 
軽くする為に持って行くサブザックの生地も、非常に分厚い生地で作られていました。
 

 
バーナーはホエーブスやオプティマスのガソリンや灯油の物の様に、真鍮性であったりとか、もの凄くしっかりと溶接されていたり、マインドルなどの重登山靴はもんのすごく分厚い革で作られていました。
 

 
今から考えると、 
 

 
 

 

そこまで頑丈な物は必要なのか? 
 

 
 

 
と考えると、そうでもない気もします。
 

 
私も持っていたオプティマスのバーナーの長くは使えていましたが、炎を付ける手間やメンテナンスは非常に大変でしたし、やっぱり所々壊れてくるんです。
 

 
でも 
 

 
購入してから20年近く経ち、しかも頑丈な作りの真鍮のバーナーよりも遥かに軽い
 

 
 

 

iwatani PRIMUSのバーナーは未だ全く壊れません。
 

 
昔のコンロ
 

 

昔の物はとにかく道具全体の部品一つ一つが分厚く丈夫に作られていたんですが、最近の物は、必要な部分のみしっかりと作ってあって、軽くても丈夫であるという側面を両方併せ持っているものも多い気がします。
 

 
ですが私が使った道具の中で、20年位使い続けている「LOWE Alpine」のパラシュートの生地を使ったザックは、肩のベルトの左側が切れてきていますね。
 
 

 
黄色ザック 表
 

 
 

 
黄色ザック マーク

ザックの生地がパラシュートの素材でつくられているが、やはり丈夫さそのものは生地の分厚いものよりは劣る。 
 

 
 

 
黄色ザック 破れている肩

肩の部分が切れ始めている。 
 

 
 

 
このザックは先週にも使ったんですが、他の個所にも5mmくらいの穴が開いている所があり、パラシュートの生地は丈夫だと聞いてはいたんですが、20年も使い続けると生地が薄いので破れたり穴があいたりしてきます。
 

 
私の使っている300グラムのサブザックは特に生地が超薄い物を使っているので、これには丈夫さは求められませんが、超シンプルなデザインと軽さと手軽さが気に入っています。
 

 
昔の物は何でもかんでも丈夫に作る傾向があり、私も頑丈な道具を選ぶ傾向にありましたが、最近は行く山とその時の持って行く道具によって使い分ける様にしています。
 

 
車で道具をいくらでも運べるキャンプに行く時は、重量はそれほど気になりませんし、むしろがっしりとした作りの物程安定感があり使いやすいですね。
 

 
全て自分で荷物を運ばなければならない登山に行くときはそういう訳にはいきませんので、そういう時こそ軽量タイプを持って行きましょう。
 

 
これは正に矛盾するテーマで購入する際難しいテーマですが、私の最近の考え方は
 

 
行く場所とスタイルによって 
 

 
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複数の道具を使い分ける 
 

 
 

 
これが大事だと思います。
 

 
頑丈さを売りにしている物と、軽量性を重視しているものこの2種類の物をいかに使い分けるか。
 

 
でも最初から同じ種類の道具をいくつも買いそろえる事はできませんので、 
 

 
始めに購入される道具は
 

 
 

 

信頼できるメーカーの軽量タイプの物 
 

 
 

 
を買って下さい。軽量タイプの物であっても、信頼できるメーカーの物は作りが良く壊れません。
 

 
老舗のメーカー程その傾向があります。
 

 

 

値段

 

 
買う方とすればもちろん安ければ安いのもの方がいいに決まっています。
 

 
登山の道具って本当に高い物が多く、仮に雪山に行った事がない人がテント泊で雪山の道具を買おうと思ったら少なく見積もっても20万円くらいは覚悟しなければならないのではないでしょうか?
 

 
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雪山の道具は壊れると命に関わるものもある 
 

 
 

 
ので、安易に安物には手を出せません。
 

 
ですが、キャンプで使うものであったり、消耗品の類いは地元のホームセンターや仕事着などが売っているワークマンや、場合によっては 
 

 
 

 

100円ショップで購入する事ができる 
 

 
 

 
ものもあるので、登山道具屋さんに行く前に、そういった店をじっくりと見て回る事が多いです。
 

 
沢登りとかで使う手袋なんかは登山用品屋に行くと、2000円から4000円位する物もあり、非常に高いんですが、手袋って3回くらい山に行くとすり切れて破れてきたりしますし、それから手袋って亡くしやすいんですよ。
 

 
ですので最初は2500円位の物を使っていましたが、最近私が使っている物は100円ショップの手袋を使っています。
 

 
この手袋のグリップはとても良いですし、 
 

 
 

 

耐久性も2500円の物よりもいい 
 

 
 

 
ですね。
 

 
他に、私の夏山の服装は最近はもっぱら化繊の膝までの短パンと化繊の長いTシャツ姿が主流ですね。
 

 
ショートパンツの下は足首まで覆う化繊のタイツを履きます。
 

 
 

 

ショートパンツ、Tシャツはユニクロで、タイツはドンキ
 

 
 

 
で購入しました。
 

 
タイツは需要がないせいか、ユニクロなどの服屋ではなかなか販売されていないんですね。これが。
 

 
特に夏に履くタイツは、転んだり木の枝に引っ掛けたりしてすぐに破けてしまい、もったいないので、登山道具屋以外の店で見つけて来るのはいい手段だと思います。
 

 
初めてタイツを買ったときは、登山道具屋で7000円近くしたCW-Xという高級なタイツが、履く時に足の爪で引っ掛けてしまい、1度履いただけで穴が開いてしまいショックを受けた事があり、
 

 
 

 

それ以来タイツは1000円以下の物
 

 
 

 
を履いていますが、
 

 
 

 

今のところ機能的には問題ありません。
 

 
でも今の物を買う前に「ドンキホーテ」っていう何でも激安の店で買ったタイツが2つあるんですが、これは足の締め付けがあまりにも強すぎて、肌が超痒くなってしまい、特に夜なんかは痒すぎて脛の部分を掻き過ぎてしまい、肌の表面がぼろぼろになるくらい掻きむしってしまいました。
 

 
その時は3泊4日の登山だったので、もうその山行中は最悪でしたね。
 

 
登山初日の夜は、あまりにも痒すぎて眠る事が出来ず、いつの間にか虫に大量に刺されてしまったと思っていました。
 

 
この時が日帰りの登山だったらだいぶ違ったと思います。
 

 
この様に安いものは品質が良くないものもあり、特に長期間登山に行く場合はいきなり山に持って行く事をせず、日帰りの山か、日常生活で使って試してから持って行きましょう。
 

 
やっぱり直接肌に触れるものなので安いものは怖いという人は登山道具店でちゃんとした物を揃えた方が良いと思います。

 

cw-xの中でも最も値段が抑えられているタイプの物。タイツは締め付けが強い物は注意しよう。
 
ホームセンター等でも
 

 
 

 

「コストパフォーマンス」が高いもの
 

 
 

 
はあります。
 

 
ですが、登山には絶対に壊れてはいけないものがあり、場合によっては命に関わるものもありますので、その道具の選択には十分注意しましょう。
 

 
 

 


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