登山 初心者


  • 登山の装備 レビュー

登山のナイフ 実際は何が実用的か?

登山の本には「ナイフはサバイバルの基本」とよく言われています。

私はナイフは3本持っていて、その時の登山のスタイルに応じて持って行くナイフを使い分けています。

一番始めに買ったナイフはアメリカの「BUCK(バックと読みます)の「110」というフォールディングナイフで(フォールディングナイフとは折りたためるナイフの事)、がっしりとしていて真鍮の部分がとっても所有感をそそるというか、かっこいいんです。

これは革のケースに入っていて、革と真鍮がまた所有感がありますね。

かっこよさでかってはみたものの、真鍮をふんだんに使っていてかっこいいんですが、とっても重たくて実際の登山には持って行きません。

ただ、キャンプには使いやすいナイフですね。

このナイフの特徴は、刃の先端が細く尖っていてそのカーブが絶妙で、先端で細かい作業も出来るので1本あれば大抵の事はできます。

刃の長さは短いんですが、グリップがしっかりとしている事、刃の厚みがある事から、力が入れやすくとても固いものを切る事も出来ます。

この刃が短いナイフで一度キャンプでカボチャを切った事もあり、ナイフ自体に重量がある事から力が入れやすいですね。

クライミングのメーカー「PETZL」という有名なメーカーがあります。

このメーカーで出しているクライミング用のナイフの特徴は、カラビナをつける穴があり、その穴にカラビナを通してザックなりベルトなりに難なく取り付ける事ができます。

実際の縦走登山では、サバイバル教本に書いてあるみたいに使う事はほとんどなく、ナイフの用途は食材の袋にちょっと切り込みを入れたり、持って行ったソーセージとかサラミとか野菜に切り込みを入れたりとする使い方が多いです。

PETZLのナイフは基本クライミングのシチュエーションで使う事を想定して作られている物ですが、普通の縦走登山に持って行ってもなんら問題はありません。

このナイフの優れているところは、カラビナを入れる大きな穴にふちにでこぼことした部分があって、ナイフの刃を握らなくてもそのでこぼこ部分を持ってナイフのさやの部分を回せばナイフの刃が出せるという所です。

これは、冬にぶ厚いグローブをしている時に一番威力を発揮する様な設計になっています。

刃には「INOX 12 C27」と書かれているんですが、多分これは刃の金属の材質の事なのではないかと思います。

恐らくCというのは「炭素」を意味していて、この金属に配合されている炭素の量なのかな?

と勝手に想像しています。

金属は炭素が多いと固くなるとよく言いますね。

PETZLというメーカーはクライミングメーカーでは有名なメーカーなので、恐らく金属の刃にもこだわりを持っているんだと思います。

そのPETZLのナイフを持って10月にハイキングに行った事があるんですね。

その時、同行した仲間にはザックにパイナップルとメロンを丸ごと入れて登っている事は言わなかったんです。

頂上では日差しがとても強く、真夏日で半分へろへろになって昼食をとる時にパイナップルとメロンの丸ごとを取り出したら、みんな喉が乾いていたので、歓声が上がりました。

その時、PETZLのナイフでパイナップルとメロンを切ったんですが、切れ味は刃を研いであったのでパイナップルの厚い皮やメロンの厚い皮でさえ簡単に切れたんですが、何しろ長さが短いので切りずらかったのと、刃が戻らない様にする為のストッパーがないので、切っている最中から刃がさやの方に戻ってしまい、がくがくして少し切りずらかったですね。

その時に大きなナイフが欲しいと思い、山でパイナップルやメロンを切る為にBUCKの120ココボロという刃の長さが一番長い19センチある大きなナイフを買いました。

このナイフ、同メーカーの110と重さを比較すると刃の長さが全然長く、当然120の方が重いのですが、ちょっと重いだけでそれほど重さが変わらないんですね。

110は折りたたみナイフなので部品の数が多いので、必然的に重くなってしまうのではないかと思いました。

私の知り合いで沢登りをしていて、突然やぶから熊が出て来て熊にかじられてしまったという人がいます。

他にもまたぎの伝説には熊に襲われた時に、鉈で熊を叩いたら逃げて行った。とかそのような話は聞きますが、BUCK120

くらい長いナイフがあればいざという時には武器になるのでは?なんて思っています。

このナイフは先端がとても尖っているので、刺す事は簡単にできると思います。

あと、ナイフで思いつく事は、私の回りの登山仲間の中でほとんどの人が持っているナイフNo.1はswiss のVictorinox社の一番小さいナイフの刃が2枚だけ付いている物を持っている人が圧倒的に多いです。

以前、100円ショップで買ったナイフを使っていた事があったんですが、重要な時に刃が折れたりしたら最悪です。

Victorinoxのナイフは信用度が高いのでこれを持っている人が多いと思いますが、通常の縦走登山ではこのナイフがあれば十分だと思います。

「127時間」という映画をご存知でしょうか?

主人公が岩山だらけの場所にトレッキングに行ったのですが、岩と岩の間に腕が挟まってしまい、その岩をナイフで削って脱出しようと試みたんですが、岩が固くて削れず、 

                 「中国製の安物持って来るんじゃなかった」

と悔やむシーンがあります。

もちろん普通にしていてこのような事はほとんどありませんし、ナイフ自体ほとんど使わない事も多々ありますがこの映画を見ると非常事態にはナイフって重要なのかもって考えさせられます。

ナイフ3本

バック ナイフ110の握り

バック ナイフ120

バックナイフ110

ペツルのナイフ

ペツルのナイフの握り


登山のナイフ 実際は何が実用的か?」 に2件のコメント

  1. K より:

    >一番始めに買ったナイフはアメリカの「BUCH」(バックと読みます)

    BUCH バックと読みません・・・・・

    バックのナイフはBuckです・・・
    あなたのナイフのシースにも書いてありますよ。

    • tozan-shoshinsha より:

      ご指摘ありがとうございます。

      BUCHからBUCKへと表示を訂正させて頂きました。

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