登山 初心者


  • 登山の装備 レビュー

テント

私は今までいくつかのテントを使いました。今までの私が使ったテントと現在現役で使っているテントのをレビューを書いて行きたいと思います。
 

 

ホームセンターのテント

 

 
私は登山に改めてはまったのは30歳を過ぎた時ですが、
 

 
 

 

アウトドアは既に小学生の頃から好きでした。
 

 
 

 
小学低学年の頃は外で遊ぶのが大好きで、小学校が終わって自宅に帰るとランドセルを放り投げてすぐに外に遊びに行く少年でした。
 

 
小学高学年の5~6年生頃に入ると、キャンプが好きになり、
 

 
友人がホームセンターで買ってもらった当時4000円くらいのテントを張って、近くの広場にテントを張り、夜を過ごしましたね。
 

 
もうその頃は何でも輝いて見えて、友人と
 

 
 

 

テントで過ごす週末が楽しくてしかたありませんでした。
 

 
 

 
中学生になっても私のアウトドア好きは止まらず、今度は自転車で親には黙ってテントなどの道具を持って他県に遠出する様になりました。
 

 
その時も友人が持っていたホームセンターで買ったテントが活躍したのは言うまでもありません。
 
 

 

キャプテンスタッグ テント 3人用

 

↑ちょっと近場でキャンプを楽しむくらいならコストパフォーマンスに優れていると思います。しかし、ポールがグラスファイバー製の物はしならせるとポールに縦に亀裂が入る可能性がある事を念頭に入れておきましょう。山岳では使えません。
 

 
 
しかしこのホームセンターで買ったテントは値段がとても安いので、物によっては買った直後でもテント本体にポールを通して立てようとすると、すぐに
 

 
 

 

ポールに縦に亀裂が入る物もありました。
 

 
 

 
当時の私はまだ中学生で貧乏でしたので、テントは友人が買ってもらったものを使っていましたが、ホームセンターで買ったテントは2~3回くらいポールに亀裂が入ったのを思い出します。
 

 
そのテントに使っていたポールの共通点は、ポールの素材が
 

 
 

 

「グラスファイバー」 
 

 
 

 
で、ドーム型のテントでしたので、ポールをテント本体のポールスリーブに通して、ポールの端をテント本体のポールを差し込む穴に入れて、そのままぐいっとポールを奥まで差し込んで行くんです。
 

 
ポールはその時に裂けてしまいました。
 

 
いつ壊れてもおかしくないこのテントを持って中学生の頃に群馬県の「谷川岳」の一の倉沢という所にキャンプに行った事があったんです。
 

 
それも無雪期ではなく、確か12月末か1月の最初くらいだったと思います。
 

 
群馬県と新潟県の県境にある谷川連峰は、天候が急変しやすい事で有名であり、標高が2000mに満たない山にも関わらず、遭難者が現在でも世界一多いという恐ろしい山でもあります。
 

 
その中でも一の倉沢は最も恐ろしい場所として有名であり、新潟県の湿った空気が谷川連峰を登って、谷川連峰の稜線に積もり積もった雪が沢筋に落ちて山肌を磨き、非常に切り立った岩壁を作り出します。そんな事もあって
 

 
 

 

一の倉沢は「日本三大岩壁」
 

 
一の倉沢に入る
 

 
の一つに数えられています。
 

 
私たちは買って一番最初に組み立てた時にポールが壊れる可能性があるテントを持って一の倉沢の目の前でキャンプをしたものです。
 

 
そこにたどり着くまでの道に
 

 
 

 

直径2mくらいの雪崩の雪の塊
 

 
 

 
がごろごろと転がっており、そんな雪崩の跡が一の倉沢の出合いに到着するまでに5~6カ所もありました。
 

 
その雪崩の雪の塊が固いのなんのって、ほとんど氷と同じくらいの固さで中学生心にも
 

 
 

 

「ああ、雪崩に埋まったら死ぬんだな。」
 

 
 

 
と感じました。
 

 
私達が一の倉沢の出合いでテントを張った場所のすぐ真横に雪崩の跡があり、今から考えると本当に恐ろしい場所にテントを張っていたんだな。
 

 
なんて感じます。
 

 
一の倉沢は「雪崩の巣」と言われており、5分くらいに一度土砂崩れが起きる様な
 

 
 

 

「ゴオォォォーーー!!」
 

 
 

 
という音が聞こえていました。本当に物事を知らないというのはなんとも恐ろしい事なのか今から考えるとぞっとしますね。
 

 
 

 

つり下げ式ドーム型テント

 

 
その後私は高校に進学し、山岳部に入ります。その山岳部で使っていたテントが
 

 
 

 

つり下げ式ドームテント
 

 

プロモンテ ライトウエイト・アルパインテント(1人用)

 

 
というタイプのテントで、つり下げ式ドームテントの特徴は、ポールを通常のドームテントの様にポールスリーブに通さないで、テント本体に付いたポールを固定する為のフックをポールに引っ掛けてポールを固定するという物でした。
 

 
この構造の特徴は、
 

 
 

 

「風に強い」
 

 
 

 
という特徴があり、確か山田昇さんという登山家が冬のマッキンリーに登山に行った時に「DUNLOP」のつり下げ式タイプのテントを使ったとつたない記憶ですが、本で読んだ事がある気がします。
 

 
つり下げ式のテントは、イタリアの超人的登山家
 

 
 

 

ラインホルト メスナー
 

 
 

 
の独自の登山道具ブランドのMESSNERテントにも同じつり下げ式の構造が採用されていました。
 

 
しかし今のテントはこの構造を採用しているテントはほとんど見る事がなくなりました。
 

 
最近のテントはこの構造を用いなくてもあらゆる意味で
 

 
軽量かつ強い
 

 
という条件を達成しているのだと思います。
 

 
 

 

ジオデシックドームテント

 

 
次に私が初めて個人的に買ったテントは
 

 
 

 

「ジオデシックドームテント」
 

 

 
大雪と強風に強いドーム型テント★Eureka 二人用

↑私が持っていたジオデシック型テントはこれではありませんが、ジオデシック型テントはこのような形をしています。

 

 
と言われるテントで、このドームテントはポールを4本本体に通して使うものでした。
 

 
メーカーはマウンテンダックスというメーカーの物でした。
 

 
このテントはマウンテンダックスというメーカーの物で、当時私が通っていた登山道具屋さんではセール品で確か6万円くらいする物が2万円くらいの破格の値段で売られていたものだったと思います。
 

 
3人位寝る事が出来るこのテントは主に16歳の頃3週間くらい電車を使って北海道1周の旅に出た時に使いました。
 

 
このテントは作りが良かったんですが、ポールとポールのスリーブが連結していなくて、
 

 
 

 

ポールを本体に通す事がとても大変だった事を覚えています。
 

 
 

 
今でこそポールスリーブは全て連結していますが、当時はポールスリーブが連結しているタイプのテントは珍しかったのです。
 

 
恐らくこのテントがとても安価だったのも、ポールスリーブが連結していないという点もその理由の一つだったのだと思います。
 

 
現在の登山用のドーム型テントはそのほとんどが、ポールスリーブが連結していてポールを通した反対側が袋状になっている物がほとんどだと思います。
 

 
テントを選ぶ際には外観のみならず、
 

 
 

 

ポールスリーブが連結、スリーブの反対側が袋状
 

 
 

 
になっているかどうかという点にも注目しましょう。
 

 
これはテントを立てる際に非常に重要な点で、この様な構造になっているかどうかで、テントの設営時間が全然違ってきます。
 

 
特にポールスリーブの末端が袋状でないと一人でテントを立てる時はとても時間がかかってしまいます。
 

 
このマウンテンダックスのテントはテントの中でお酒を飲みながらろうそくで明かりを点していたら酔っぱらって寝てしまい、寝ている間にろうそくが倒れてテントが燃えてしまいました。
 

 
起きた時にはテントの下のシートが燃えている真っ最中で、寝袋に燃え移らない様に急いで消しました。
 

 
テント以外の装備は大丈夫だったのですが、テントは修復不能なほど燃えてしまったので、
 

 
 

 

このテントは御愁傷様となってしまいました。
 

 
172599
 

 

ICIスポーツのゴアライト

 

 
次に買ったテントは、大手登山用品屋の「ICIスポーツ」オリジナルの
 

 
 

 

GORE-LIGHT
 

 
 

 
というテントです。
 

 
ゴアテックスという素材についてご存知がない方の為にこの素材について説明しますと、この素材の表面には水蒸気の分子よりも大きく、水の分子よりも小さい穴が開いているので、
 

 
 

 

水蒸気は通すが、水は通さない
 

 
 

 
という画期的な素材です。
 

 
このテントは、下のシートは除いて上のテント壁の部分が全てゴアテックスという素材で作られているテントで、今までのテントは夜テント内で夕食の準備をしていると水蒸気の結露でテント内のテント壁が結露の為にびっしょりと濡れてきて、その結露を拭き取るのにタオルを何回も絞って拭いたのを覚えています。
 

 
しかしゴアテックスのテントにしてからはその必要が全くなくなり、テント内でどれだけ水蒸気を出そうがテント壁が濡れる事はありません。
 

 
この素材は単体で非常に雨に強いので、今までのテントには必須だった
 

 
 

 

フライシートが必要ない
 

 
 

 
という点も画期的で、そのためこのテントは
 

 
 

 
大幅な軽量化
フライシートが必要ないのでテントの設営時間が短縮
ポールスリーブが全て連結していて組み立てが楽
ポールスリーブの最後が袋状になっている
 

 
 

 
という点が揃っているので
 

 
 

 
設営が早い
軽量化
 

 
 

 
というポイントを達成しており、このテントを購入してからもう18年目になりますが、未だに現役で使えています。
 

 
このテントの重量はポールを含めて
 

 
 

 

1~2人用のテントで1500グラム
 

 
 

 
という軽さです。ポールはジュラルミン製でとても丈夫です。
 

 
現在、この後継モデルは
 

 
 

 

PAINE「 G-LIGHT」
 

 
 

 
という新しいモデルは、私が持っているものよりも更に軽量で、
 

 
 

 

1310グラムになった様です。
 

 
 

 
ICIスポーツのオリジナルテントでこれの上位モデルの
 

 
PAINE「 G-LIGHT Xテント」
 

 
というモデルがあり、このテントの重量は1180グラムと更に軽量化されています。
 

 
このモデルのフレームはスカンジウムという材質を使っており、更なる軽量化がされているとの事です。
 

 
一方、この新しいモデルは私の友人2人が購入したのですが、たしか、買ってすぐにポールが曲がってしまったとかの話を2人から聞きました。
 

 
その内の一人は正月の知床半島の山を単独で行くため軽量化するために買ったとの事ですが、使ってみた感想はポール曲がってしまって
 

 
 

 

「全然良くないよ。」
 

 
 

 
と言っていました。
 

 
私が使っているGORE-LIGHTは18年程使っていますし、未だ何の問題もないので恐らく
 

 
 

 

「G-LIGHT」
 

 
 

 
の方は問題がないと思います。
 

 
こうして時間が経ってみると、使用頻度にもよりますが、テントは品質が良いものでしたら20年近くかそれ以上使えます。
 

 
私の登山の師匠もテントを4つくらい持っていて使い分けているんですが、15年以上とか25年とか使っている物もある様です。
 

 
テントは登山道具の中ではとても高価な道具の一つですが、まともな物を買えばそのまま長く使えるので、
 

 
 

 

最初に良いものを揃えておいた方が良いと思います。
 

 
 

 

ヘリテイジのエスパースシリーズ

 

 
ゴアライトはとてもよく出来たテントだと思いますが、登山をしていて一番目につくテントはヘリテイジの
 

 
 

 

エスパース
 

 

エスパース・マキシム-エックス 1-2人用

 

 
というシリーズのテントです。
 

 
正月以降の八ヶ岳の標高2500m付近のテント場では、テント場でほとんどがエスパースだったりする時もあります。
 

 
私の友人もエスパースを持って一緒に2月の八ヶ岳に行った事があるのですが、どういう訳かけっこうテントの中は暖かいのです。
 

 
多くの人がエスパースを選んでいるのにはこのような理由もあるのだと思います。

 

 
 

 

その他の最新のテント
 

 

mont-bell
 

 
という登山道具のメーカーがあり、このメーカーで
 

 
 

 

U.L.ドームシェルター 1型
 

 

モンベル U.L.ドームシェルター 1型

 

 
というテントが販売されたみたいで、私の登山の師匠が5月の北アルプス(まだ雪が残り、ほとんど冬山です。)に行った時にこのテントを使ったみたいですが、軽量でかなり使いやすいと言っていました。1~2人用のテントで重さはポール込みで
 

 
 

 

780グラム
 

 
 

 
という驚異的な軽さです。
 

 
土砂降りが予想される時期などにはちょっと不安があるかもしれませんが、私も使ってみたいテントの一つです。
 

 

IMGP5668

未だ現役で使っているゴアライトのテント。他にも新しい製品はこれよりも小さく軽量なものもあるが、十分な軽さと小ささである。
 

 
IMGP5669

テントの厚み。


テント」 に2件のコメント

  1. ばさ より:

    『アライテントのエスパース』ではなくて
    『アライテントのエアライズ』ですよね??

    • tozan-shoshinsha より:

      ご指摘ありがとうございます。
      エスパースはヘリテイジでエアライズはアライテントの製品でしたね。
      訂正させて頂きます。

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