登山 初心者

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  • 登山の天気

山の天気と気象学

 

 
 

 
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天気予報ではよく
 

 
 

 

「低気圧」とか「高気圧」とかいう用語
 

 
 

 
が出て来ますよね。
 

 
低気圧が通過すると基本的に天候が悪化しますし、高気圧に覆われるといい天気に恵まれると言う事を経験的に知っている人は多いのではないでしょうか?
 

 
 

 

低気圧は、上昇気流でこれが上空に雲を作り出します。
 

 
 

 
高気圧というのはその逆で下降気流で上空の水蒸気などを地面の方に吐き出すので、
 

 
 

 

高気圧に覆われると雲がない良い天候に恵まれます。
 

 
 

 
そのような天候の時には雲は一つもないが、景色にもやがかかっている様に見える時は、上空の大気に含まれていた微粒子など
 

 
(エーロゾルと言います。雨や雪が降る為には空気中の塩粒、砂塵、噴煙などの微粒子が雨や雪などの核となりこの微粒子を核として大気中の水蒸気は雨粒や雪の結晶となります。)
 

 
が上空から吐き出されてそれがもやとなって見えるようです。
 

 
 

 

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山の地形が気象に与える影響とは?

 

 
山の天気は変わりやすいといいます。
 

 
この原因の一つに、山の地形が挙げられます。
 

 
 

 

山は「地形性低気圧」と言われ、
 

 
 

 
その盛り上がった地形の形状から、普通に地面に平行に流れて来た気流でも、山の地形に沿うと自然と大気が上空に向かって上昇してしまう事からそのように言われています。
 

 
 

 
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雲の形と種類について

 

 
雲は国際的な取り決めで、
 

 
 

 

「10種雲形」とその種類が別れています。
 

 
 

 
その中でも大きく分けると
 

 
 

 

層状と塊状の雲の2種類に分別され、
 

 
 

 

横方向にのっぺりとした「層状」の雲

       と

縦方向にもくもくとした「塊状」の雲
 

 
 

 

に別れており、その呼び名として層状の雲は「層」の漢字が含まれ、塊状の雲には「積」の漢字が含まれています。
 

 
例外として「巻雲」や「層積雲」とどっちの漢字も含まれない雲や、両方の漢字が含まれる雲もあります。
 

 
そして雲の存在する高さから 
 

 
 

 

上層雲、中層雲、下層雲と高さでも3種類の高さ
 

 
 

 
に分けられています。
 

 
一般的に、のっぺりとしている「層状」の雲が上空を覆ってこれが次第に分厚くなる場合はじとじとしたそれほど激しくないが長時間雨が降り、「塊状」の雲が縦方向にどんどん大きくなって、積乱雲(入道雲)となる時は激しい雨が降る事が多いと言われています。
 

 
ですが、
 

 
 

 

現場の雲のみでの安易な判断は危険
 

 
 

 
ですので、登山をする前に
 

 
最新の気象情報を入手して登山に行かれる事をおすすめします。
 

 
登山中ではスマホ等の機能が使えない時もあり、やはり携帯ラジオでの情報収集は欠かせません。
 

 
登山の途中で山小屋に立ち寄る場合はテレビ等が見られる山小屋もありますし、
 

 
 

 

その山の気象情報を発表していたりします。
 

 
 

 
天候が不安定な場合は、常に最新の情報を入手する様に心がけましょう。
 

 
 

 
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[高層天気図とは?]

 

 
 

 

天気図は実は沢山あります。
 

 
 

 
ニュースなどの天気予報でよく見る天気図は地上天気図と言い、その他の天気図は大きく分けて高層天気図と言います。
 

 
台風を除いて、
 

 
 

 

山で大荒れの一番の原因は、「温帯低気圧」です。
 

 
 

 
この温帯低気圧が発達するかどうかを予測するのが天気図を見る上で鍵になります。
 

 
そこで、
 

 
 

 

「上空の気圧の谷と寒気」
 

 
 

 
の状態を把握する事が重要となり、そこで活躍するのが高層天気図なのです。
 

 
仮に1泊で登山に行く場合、最初の日はとても天気が良いのに、2日目はもしかしたら雪が降るかも?なんて始めから分かっていたら1泊の登山を日帰りにしたりして危険を回避しようとしますよね?
 

 
その高層天気図も様々な高さのものがあり、その
 

 
 

 

代表的な高層天気図は「500hpa」
 

 
 

 
という天気図で、その高さは5700メートル付近の高さの気圧を表しています。
 

 
何故、5700メートル付近の高層天気図を見るかと言いますと、大気が運動していて雨が降ったり、風が吹いたりする
 

 
 

 

気象現象が起こる大気の層を「対流圏」
 

 
 

 
と言いますが、その対流圏の中でも高さが中ぐらいの場所であるため、この高さの天気図を用いる事が多いのです。
 

 
気象学は複雑で難解ですので、更にこの点に関して興味がある人は専門的な本を読まれる事をおすすめします。
 

 
 

 
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[私が読んだ登山の気象関連のおすすめの本]

 
 

 
 
『天気の基本がわかる本』 地球丸社
 
 

 
 

天気の基本がわかる本

 
 

 
 

私が一番始めに読んだ天気関係の本はこれ。

山岳特有の気象に特化した本ではありませんが、天気用語の基本がわかると思います。

10種雲形とか低気圧と高気圧の種類と構造、ニュースの天気予報でよく耳にする前線の種類構造などの基本が写真と図解でとてもわかりやすく解説してあります。

一番最初に読む本としては基礎知識がついて良いと思います。
 

 
 

 
『山岳気象入門』 山と渓谷社 村山貢司  岩谷忠幸 著
 

 
 

 

山岳気象入門

 

 
 

 

この本もなかなか良い本だと思います。
この本は大きな登山道具屋にいけば大抵売っています。
これは実際にあった登山での気象遭難を事例に挙げて天気や気象遭難対策などを解説していたり、山岳気象に特有の現象について解説しています。
 

 
 

 
『山岳気象大全』 山と渓谷社 猪熊隆之 著
 

 
 

 

山岳気象大全

 

 
 

 

この本はめちゃくちゃ良い本です。
予備知識がないと読むのに少し大変な本だと思いますが、私はこの本を3ヶ月間の中で3回読み返し、今でも辞書見たいに読み返したりしています。
山岳に特化した気象現象に関する知識はもちろん、何種類かの高層天気図の読み方や衛星画像の見方、山頂がいくつかの府県にまたがっている時はどの県の天気予報を当てはめるべきか?
など、読む度に勉強になる本で、名著だと思います。
 

 
 

 
『百万人の天気教室』 成山堂社 白木正規著
 

 
 

 

この本は気象予報士を受ける人が読まれている事が多いみたいです。
ですが、少し段階を踏んで天気に興味がある人ならば面白く読めると思います。
私はAmazonでこの本が中古で1円で送料が257円で売っていたので買いました。
2015年4月3日現在、Amazonで中古で301円、送料が関東であれば257円で販売されています。
この値段であれば買ってみても許せる範囲内の値段だと思います。
 

 
 

 

百万人の天気教室
 

 
 

 
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私の気象関連の本

 

 
 

 
気象の本1

気象関連の本は沢山ありますが、山に特化した気象の本を読まれるとより実践的で良いと思います。
 

 
 

 

気象の本2

どんどん山岳の気象の本を読んでいたらすっかりとはまってしまい、今では気象予報士を受験したいと思う様になりました。
 

 
 

 


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