登山 初心者

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  • 登山の天気

北アルプスで天候悪化!

 
山の天気って変わりやすいと言いますよね。これは
 

山が複雑な地形
 

をしている事と、平地を沿ってきた
 

空気が山の斜面に沿って上昇
 

しやすく、山の地形自体が低気圧を生み出しやすい地形だからです。
 

 

始めは快晴だったが…

 

 
私が体験した中で最も天候が悪くなった時は、2014年5月4~6日に行った北アルプスの奥穂高岳での登山の事でした。
 

 
一番の難所のジャンダルムを超え、14時頃には穂高岳山荘に到着。
 

 
天気は良く、空は晴れ渡っていて5月2日から4日まではほぼ快晴でした。
 

 
山に入る時、気象庁のホームページからゴールデンウィークの全国の天気概況を見てみると、
 

        

前半は晴れるが、後半は天気が崩れてくる
 

 
と書いてあり、前半が勝負だと思ったのでゴールデンウィークの休みに入ってからすぐに準備を整えて、北アルプスに向かいました。
 

 
西穂高岳の入山から奥穂高岳の通過までの3日間は非常にいい天気で、風もほとんどなく快晴が続きました。
 
奥穂高岳方面とテント場 

2014年5月4日14時頃の穂高岳山荘とテント場。
 

  
 

  

穂高岳山荘の西側

5月5日はこの方向から立っていられない程の強風が吹き付ける事になる。
 
ジャンダルムを越えて奥穂高岳も無事登頂した後、穂高岳山荘に到着した時に知り合った登山者と天気の話をしていると、 
 

 

「明日はあからさまに荒れるらしいですよ。」
 

 
と言い、山小屋にはすでに明日の山の天気の情報が張り出されているとの事でしたので、情報を入手に行きました。
 

 
その天気概況には「稜線上では15センチの降雪」とか予想される被害は「暴風による行動不能」と書かれていました。
 

 
その日は穂高岳山荘のテント場にテントを張ったんですが、快晴で日が沈んでも風はほとんどなく、テントの中でビールを飲んで寝たんです。
 

 
 

 

早朝から暴風雪に

 

 
次に日は朝5時前に起きたんですが、ヘリポートの影にテントを張ったにも関わらず、
 
穂高岳山荘前 天候悪化

前日まで見えていた奥穂高岳方面の岩場がほとんど見えなくなり、まともに立っていられない程の強い西風が吹いていた。
 

強風でテントが浮きそうに
 

 
なり、朝食を取ろうと思っていたんですが、それも断念して足早にテントを撤収しました。
 

 
穂高岳山荘の西側斜面に行ってみると、もう
 

 

全体重をかけないと歩けない
 
穂高岳山荘前から涸沢方面

稜線から涸沢に降りるとほとんど風がなくなったのだが、風下の涸沢方面ですら視界がここまで悪くなった。
 
くらいの強い西風が連続的に吹いてたんです。
 

 
前日の夕方までほとんど無風で見えていた奥穂高岳方面の岩場も時折暴風雪で見えなくなる時もありました。
 

 
この時、安全な山小屋周辺でこの強風ですから、標高がおおよそ200m高い奥穂高岳山頂やジャンダルムなどだったらどうなっていたのだろうかと戦慄を覚え,

 

 
この日、足早に上高地方面に降りたのですが、
 

 

上高地では濃い霧が出ていて、冷たい雨が少し降っていた程度
 
横尾に到着

横尾に到着。
 
でしたので、標高3000メートルの稜線上と標高1500メートルの上高地ではここまで違うものなのかと感じました。
 

 
 

 

前日までいた場所で遭難事故相次ぐ

次の日の5月6日のニュースをテレビで見ると、
 

 

前日までいた奥穂高岳で遭難事故が多発
 

 
しており、死者が数人、ヘリコプターでピックアップされた登山者も多くいました。
 

 

 

 
雪がない時期や季節の移り変わる時期でない場合、ここまで天候が悪化する事はまれですが、天気は登山をするのに非常に重要な要素です。
 

 
登山計画を立てる時、出発時、入山時にもテレビ、スマホ、ラジオ、登山中は山小屋などで
 
 

 
 
パナソニック AMラジオ
 
 

常に最新の気象情報を入手する事が大切
 

 
です。


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