登山 初心者

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  • 登山の予備知識

「○○の木」が生えている場所に注意

普通夏山の登山をしていれば登山道を歩く事がほとんどで、登山道さえ外れなければ岩場が連続していたり、急な斜面を除いてそれほど危険な思いをする事はありません。
 

 
ですが、登山道でも岩場が連続する場所の通過や、道に迷ってしまった時に岩場や崖に遭遇しない様、覚えておいた方が良い事があります。
 

 
ここでは自然の植生を利用した
 

 
 

 

危険な岩場や崖の見分け
 

 
 

 
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についてお話ししようと思います。
 

 

遭難発生の原因 道迷いと転滑落

2011年の遭難発生の主な原因は、
 

 
 

 

道迷いによる遭難が圧倒的に多い
 
 

 

 

と聞きます。
道に迷ったあげくの急な斜面からの転滑落が典型的なパターンの様です。
 

 

私も中学生の時、に山全体が岩場の険しい「妙義山」の「丁須の頭」に友人と登山に行って水を求めて沢筋に降りたとき、登山道に戻れなくなり、沢筋のすぐ下を見たところ段差になった高さは恐らく10メートル以上はあったと思われる滝に遭遇して、 
 
 

 

 
 

「やっぱり沢筋は下れない」
 
 
 
 
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と思いましたね。
 

 

沢は一見開けて歩きやすい場所もあるんですが、大きな滝や崖などがあり非常に危険です。
 

 
 

 
 
ジロト沢 右

ジロト沢の右俣。沢沿いは崖が沢山存在する。
 
 

 
 
 
最近の
 
 

 

 

「道迷いのあげくの転滑落」

 
 

 

 
の事故には、沢に限らず急な斜面や崖と分からずにそこに足を踏み入れたら一気に転落してしまった。
という事故も中には含まれると思います。
 

 

そこで、実際にその急な斜面に行かなくても離れた場所から急な斜面や、岩場がある程度発見できたらいいですよね。
 

 

これから私の実体験を含めてこの事についてお話をしていこうと思います。
 
 

 
 
白が門沢 滝

白が門沢 タラタラのセンと言われる大きな滝。高さ20m以上はあり、迷いこんでしまったら転落する可能性もある。
 
 

 
 

 

急な斜面に生える木

 

 
 

 

松の木 全体

立派な松の木が生える。

 
 

 

 
私は夏になると山の沢筋をつめて山頂を目指す「沢登り」に行く事があるんですね。
 

 
今から1年程前の夏に知り合いと一緒に沢登りに出かけました。沢登りをしているととてもいろいろな地形に遭遇します。
 

 

快適に歩ける河原状の場所、大きな滝壺を持った滝、高さのある滝、ゴルジュと言われる両側が岩の壁で挟まれた場所などなど。
 

 

それらの場所はそのまま登れたり通過できたりする事ができる場合は、そのまま登ってしまいますが、通過が難しかったりする場合はその地形を避ける様にしてぐるっと大周りをします。
 

 

このときに急な斜面である事が多く、その斜面に生えている木や草を掴みながら登るんですね。

 

 
降り口がなだらかな斜面がいいので、登りながら岩場や崖になっていない場所を避けながら登るんですよ。
 

 

このとき私の先輩が
 
 

 

 

  

「あそこは松が生えているからやめよう」
 
 

 

 

と言うんです。
 

 

 
松の木 根っこ

岩場に生える松の根。
 
 

 
 

 

その理由は
 

 
 

 

「松が生えている場所は岩場である事が多い。」
 
 

 

 

という事でした。
 

 
実際、その松が生えている場所は、急な斜面になっていて太い松の木が生えていました。
 
 

 
 

 

松の木 根っこさらにアップ

松の木の根はがっちりと岩を掴んで生えている。
 
 

 
 

 

よく岩場を観察すると、 
 
 

 
 

 

 

岩と岩のスキマに数センチの小さな松の木
 
 

 
 

 

 

が生えていました。
 

 
 

 

 
岩のスキマに生える小さい松

この松の木も巨木に成長するのであろうか。
 

 
 

 

 

反対側の岩が露出した岩場を見ると、見事に松の木が連続して生えていたり、私が行った新潟の山では登山道でも 
 
 

 

 

鎖場が現れた岩場には決まって松の木が
 
 

 

 

生えていましたね。
 
 

 

 
飯士山 尾根に生える松

新潟県 飯士山の尾根にて。
 

 
 

 

もちろん100パーセントの確率で急な岩場や崖に松が生えているとは限らないですのですが、これはある程度の目安になると思いますので、登山している最中の岩場や崖に松が生えているかどうかもじっくりと観察してみて下さい。
 
 

 

 

これを繰り返していると、他にも発見があったり 
 
 

 

 

事前に危険な場所が予測できる様になる
 
 

 

 

と思います。

 

 
 

 


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